オオカメノキ
オオカメノキ(ムシカリ、リテンニ)
高さ2~3㍍、ときにそれ以上になる落葉低木。若い枝には星状毛があって、
暗褐色。斜めに伸びてやや円い樹形となる。冬、小枝は枯れない。葉は枝に
対生してつき、おおきくて長さ10~20センチ、幅8~15㌢の卵円形。先は
急にとがり、もとはくびれの浅いハート形、皺が多く、緑にはあらい鋸歯が
ある。側脈は7~10対ほどある。形が亀の甲に似ているという。花は散房状
に平たく集まって、中性花と両性花がつく。中性花は花冠が5つに深く裂け、
径3㌢ぐらいあり、花序の回りに並ぶ。両性花は小形で径6㍉ほどあり、おし
べ、めしべが備わっている。5月に咲く。果実は、はじめ赤いがのちに黒紫色
になる。径8㍉、9月に熟す。
以上 北海道の樹木より
写真はAコース3番の真ん中の白樺の木の左林で撮りました。
■カテゴリ:お知らせ、島松コースの木や花 2011年5月20日 11:32